焼き餃子のぶろぐ

人生変えられたド新規スト担が、主にSixTONESについて気ままに語るブログです。HiHi Jetsについても語ることもあります。

娯楽でも人生でもない、愛

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HiHi Jetsアリーナツアー2024「BINGO」

初日の昼公演と23日の昼公演に参戦した。

ライブ前後も含めて感じたものが、少しでも明瞭なうちに残しておきたくて、このブログを書いている。

 

 

初日は、どこかもやもやしていたし、5人がどんな顔をしていてどんな話をするのか不安だった。

大丈夫、って信じていても、顔を見るまで不安で仕方なかった。

めでたくも苦い報せを、彼らはいつから知っていて、どんな思いで、この日を迎えたのか。

見守るこちらには知りようのないこと。どうすることもできないこと。

だからせめて、ペンライトで会場を埋め尽くして、声を届けたいと思っていた。

 

 

珍しく快晴の初日、H•A•Fで埋まった会場、不安と期待が混ざり合う形容し難い空気。

ぴあアリに来たのは2年ぶり。会うのは1年ぶり。

いろいろあったね、この1年。

 

暗転する会場に高まる期待。

みんなが今か今かと登場を待ち侘びるあの空気が、私はたまらなく好きだ。

 

そんな期待を背負って登場した5人は、またぐんと輝きが増したようだった。

 

 

今回のライブは、いろいろな挑戦が散りばめられていた印象で。

一番驚いたのはバク転。5人横並びになった瞬間後ろに飛んだものだから、呆気にとられて声も出なかった。

納得いかなかったメンバーもいるかもしれないけれど、私は、その心意気が何より嬉しかった。

なんでもやってやろう、成長してやろう、見に来た人を驚かせ楽しませてやろう、という気持ちが見えて、ああこの人たちはなんて強いんだろうと思って泣いた。

 

それ以外にも、歌や演出に挑戦を感じて嬉しかった。

新しいことに手を伸ばし、掴み取っていくその姿が、心にかかっていた雲をどんどん取っ払っていってくれているようだった。

 

 

 

細かい記憶はどんどん抜けていってしまっているけれど、ローラースケートを履いて、光の中に飛び込んでいく作間くんの後ろ姿を鮮明に覚えている。

この人はこの場所で生きる人で、光の中で生きる人。手の届かない人。

そんなことを思ったことも、覚えている。

 

5人がひっついてローラースケートで駆け回っているときにも似たことを思った。

この人たちは光の中で生きる人で、光の中で生きることが似合う人で、光の中で生きていなければおかしい人。

ただ楽しそうに、幸せそうに、今この瞬間を全力で生きているのだと感じさせてくれるその姿に、不安など一欠片も見当たらなかった。

 

 

 

彼らの心のうちは見えないけれど。

少なくとも私は、ものすごく悔しくて仕方なくて、5人に申し訳なくて、報せを聞いたときには涙が出てきてしまった。

「ただの娯楽」なら、こんな気持ちにはならないよ。

 

HiHi Jetsの存在は、私にとって人生そのものではない。

人生そのもの、と言えるのはこの世界に5人だけだと思っているし、あくまでアイドルとそのファンであるというのはわかっている。

でも、もうただの娯楽ではないんだよ。

 

楽しくないって言っているわけではない。

むしろ楽しくて仕方ない。

HiHi Jetsのライブに行けば、5人の姿を見ていれば、全てを忘れてただただ幸せで楽しい時間を過ごすことができるよ。

それは紛れもない事実。

でも、苦しいときも訪れる。人生だから。

ただ、私は、そういう山や谷も、喜怒哀楽も、全部ひっくるめてHiHi Jetsを愛している。

 

5人が言いたいこともよくわかるよ。

優しくて強い人たちだから、ただ楽しんでいてほしいって本気で思ってくれているんだということも伝わっている。

でも、ライブを見て、もう少し一緒に背負わせてほしいと思った。

背負えるものは限りなく少ないかもしれないし、楽しいだけの娯楽ではなくなってしまうかもしれない。

それでも一緒に歩んでいきたい。

 

5人が想ってくれている以上に、H•A•Fは多分5人のことが大好きで大切に想っていて、何が何でも幸せになれと思っている。

ステージの上で見せてくれるものに、私たちはほとんど関与することはできない。

でも、ステージの上の5人が、あんまり綺麗な瞳で、優しい顔で、愛おしげに客席を見るものだから、私は泣けて泣けて仕方なかった。

そんな顔をしてくれる5人が、最高のアイドルじゃないわけがない。

HiHi Jetsは、何も終わっていない。

 

これからも追い風を送り続けるから、どこまでも駆けていってね。

信じていてね、自分たちの力を。

 

 

 

 

おまけに。

ライブ終わりのテンションで聴いて、大号泣した曲たちを。

自分がキツい時期によく聴いていた曲なんだけど、5人の姿を思い浮かべながら聴くとこれまた刺さります。

ぜひ聴いて、泣いてください。

ボクノート / スキマスイッチ

スキマスイッチ - 「ボクノート」Music Video:SUKIMASWITCH - BOKU NOOTO Music Video - YouTube

笑えれば / ウルフルズ

ウルフルズ - 笑えれば - YouTube

あなた / SUPER BEAVER

SUPER BEAVER『あなた』MV(Full) - YouTube

ひとつ / SUPER BEAVER

‎ひとつ - SUPER BEAVERの曲 - Apple Music

リクルートスーツを着て、泣きながら希望の唄を聴いた

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説明会のため、もはや着慣れたリクルートスーツに身を包み、春から働く会社への道を歩いていた。

耳元で流れ始めたその曲に突然心を強く揺さぶられた私は、ヤバい奴になっている自覚がありながらも溢れ出る涙を止めることができなかった。

 

京本大我さんと森本慎太郎さんのユニット曲「希望の唄」。

この曲が刺さりすぎて突然道端で泣き出してしまったオタクの話を、少し聞いてほしい。

 

 

 

初めて聴いたときから、好きだなと思っていた。

アニソンのような爽やかで力強いメロディに2人の声。

聴き心地が良く、思わず口ずさみたくなるような曲。

ただ、この曲の歌詞が私には刺さりすぎた。苦しいくらい。

 

物心ついたときから、学校の先生になりたかった。

そのためだけに生きていた。

中学で恩師に出会い、より強く「これしかない」と思うようになった。

高校と大学は恩師の背中を追うようにして決めた。

受験は心がぶっ壊れてしまったくらいキツかったけど、勉強は好きだった。

 

なんで教員を目指すようになったのか、始まりの部分は覚えていない。

幼稚園の先生が好きだったから、というのが多分入り口にあって、その後も「学校」という場所が私は好きだったから、この夢を持ち続けていたんだと思う。

恩師のような教員になりたかった。

一人一人の人生を、大切に見据えてくれる人だった。

私もこんな風に、出会う人の人生を想える人でありたいと思った。

 

その背を追って入った大学で、結果的に私はこの夢を一度しまい込むことに決めた。

 

 

自分でも、なぜその決断をしたのか、なぜその決断ができてしまったのか、今もわからない。

何が正解だったのか、わからなくて怖いままだ。

一つだけ言えるのは、コロナがなかったら私は確実にそのままの夢を追い続けていたということ。

立ち止まらざるを得なかったあの時間で、私の人生は変わった。

 

大学3年の夏〜秋は、就職活動をしながら教員採用試験の勉強もしていた。

自分が何になりたいのかわからなかった。

面接で話した志望動機はほとんど嘘だった。

私には何もなかった。

何もなくて、あまりにも自分が空っぽに思えてしまって、こんな人間が子どもの前に立ってはいけないなと思った日が確かにあった。

そんな日を経て、冬には採用試験の勉強を辞めて就活だけをするようになった。

 

先生になるのが夢だった。

免許は取った。あと一歩のところまでは近づいていた。

でも、その一歩を踏み出すことを、私は私に許すことができなかった。

あまりにも弱かった。

 

立ち止まることはできないから、新しく「夢」と呼べるものを探すしかなかった。

もがくような時間の中で、ようやく嘘のない志望動機が話せる会社を見つけた。

SixTONESの曲を聴きながらその会社までの道のりを歩いた。

面接が2時間に及んだ日もあったが、なんとか内定をいただいた。

その会社が、春から働く会社である。

 

 

 

 

そんな日々を思い出しながら、歩いていた。

そこに流れてきた希望の唄に、涙が止まらなくなった。

 

時が経って夢も変わって どうだい?今の僕は

 

自分のことを言われているのかと思った。

時が経って夢を変えて、そのことにどこか負い目を感じていたと思う。

私は自分のことが好きではないし、あまり価値のない人間だと思ってる。

それでも必死に頑張ってきた過去の自分は存在していたけれど、これでは報われないなと思ったりもしていた。

 

かつて抱いていた夢が、あまりにも私の人生の大部分を占めていたから。

その夢がなくなったとき、笑っちゃうくらいどうしていいかわからなかった。

選んだのは、自分なのに。

何も成せず、幼い頃からの夢を叶えてやることもできず、死ぬんだなと思うとこわかった。

だから、この曲が苦しいくらい真っ直ぐ届いた。

 

 

まだ、まだ、まだ、終わってないさ

あの頃の僕の声がする

 

大丈夫 足跡は今日に続いている

 

泣いて、泣いて、生まれたから

笑って、笑って、生きていたい

未来は誰にもわからない

でもそれはきっと僕がこの手で

選んで、掴んで、変えていける

そうだろう?

 

 

本当に全ての歌詞で涙が出るんだけど、特に心臓がギュッとなった歌詞。

書きながら、今もまた涙が出てる。

 

世界のすべてを自分で変えることはできないし、何もかもを選ぶこともできない。

流されなければならないときも、強い力に負けるときもある。

でも、今までの人生でそうしてきたように、これからだって、できる限り自分で選んで、掴んで、納得して進んでいきたい。

私の人生はまだ何も終わっていない、ということを、この曲が気づかせてくれた。

 

 

リクルートスーツを着てこの道を歩いている今も、私の選択の上にある。

悪いことばっかりじゃなかった。

夢を抱いて走ってきた日々も、その夢を変える選択をしたことも、悩みながら振り返りながら、それでも進んできたことも。

陽の当たる人生ではない。誰に知られるものでもない。

それでも、私は私の人生を悔いなく生きて、最後に正解だったと思いたい。

 

泣きながら考えていたのはそんなことばかりで、悩みも不安も全て抱えて生きていくのだと、不器用なりにそうやって生きていくのだと、自分に言い聞かせた。

 

希望の唄は、2人からのエールのように感じられた。

2人の声は、過去も今も、全て抱きしめてくれているようで。

リクルートスーツを着て、道端で泣きながら希望の唄を聴くなんて、映画なら印象的なシーンになりそうだ。

しかしこれは、この世界の片隅で暮らす人間の、普遍的な人生の中のほんのひとときの出来事で、当然誰の目にもとまらない。

 

でも、私にとっては、世界を変えてくれるくらいの出来事だった。

この曲を聴きながら道端で泣いた日のことを、私は多分忘れないんだろうなと思う。

そういう象徴的な日がたまにあるから、人生は面白いなとも思う。

 

過去の自分が笑顔になってくれるくらい、それで良かったんだと思ってもらえるくらい、強い自分でいたい。

胸を張れるような自分でいたい。

 

この曲に、今、出会うことができて良かった。

SixTONESのおかげで出会った人たちが大好きで大切って話

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愛が溢れて止まらないから書くことにした。深夜だからいいよね。

 

 

SixTONESを好きになって、Twitterのアカウントを開設して、細々とではあるものの同志たちと繋がってきた。

この度のライブは、アカウントを作って一番最初に繋がったFFさんに同行させてもらって参戦することができた。

たくさん話してきたけれど、実際に会うのは初めてだった。バチクソ美少女だった。

 

去年のライブは、最初期からのFFさんに同行させてもらった。

同い年で、コロナ禍のしんどいときを励まし合ってきた同志って感じだったから、初めて会ったけど昔からの友達みたいな不思議な感覚だった。

ボケたらツッコミいれてくれるからうれしい。温度感が好き。

 

今日(もう昨日か)は、朝からちょっとの時間だったけどこれまた最初期からのFFさんと会うことができた。

ずっと憧れてる人で、右も左もわからなかった沼落ち当初お手本にしてた人。

イメージ通りのシャキッとした素敵な方だった。

 

ずっと、顔も本名も知らない人たちで、ぼんやりとしたイメージでしかなくて。

でも確かにこの世界のどっかに存在していてたくさん話もしていたから、実際に会えると急に形ができて温度が上がって、ああ私は、この方々にたくさん支えてもらってこの数年生きてきたんだなあと感謝と愛しさが込み上げてきた。

 

 

まだ会えていないFFさんに対しても、たくさん感謝していて。

リアルでは誰にも会えなかったコロナ禍、SixTONESが好きっていうただそれだけの共通点で繋がった人たちと、楽しい話をたくさんした。

しんどいね、苦しいね、って話もたまにしたね。

それがあの当時とても大事な心の拠り所だった。

 

コロナ禍が落ち着いてきても情緒不安定だったし、学業や試験や就活や家のことやなんやかんやでネガティブなことを言ってしまうこともたくさんあった。

反対に、幸せなときはそれはそれで喧しく、一生喋っているようなこともあった。

リアルではなかなか吐き出せなかった気持ちを、Twitterで吐き出して。

醜い感情もたくさん見せてしまっているし、元気なときはうるさいし、喧しいくせに有益なことは何も言わないのに、いつも受け止めてくれる人がいるのがどれほどありがたかったか。

 

嬉しいことがあったら一緒になって喜んでくれて、きついときは励ましてくれて。

そんな優しい方々に甘えっぱなしの日々。

ここがなかったら、私どうなってたんだろうと時々思う。

 

 

好きな人たちが同じというだけ。

ほとんどの人には直接会ったこともない。

でも、物理的距離が近い友達との間よりも深いことを話していることもある。

同じことに一喜一憂したり、各々の人生を少しだけ見せあったり。

くすぐったいような、不思議な距離感のここでの皆さんとの関係性が、私はたまらなく好きです。

本当に、いつもめちゃくちゃ感謝しています。

 

SixTONESを好きになって良かったことはたくさんあるけれど、その中のでっかい大事な柱のひとつがここでの皆さんとの出会いです。

出会ってくれて、いつもこんな奴の相手をしてくれて、本当に本当にありがとう。

SixTONES、こんなに素敵な方々に出会わせてくれてありがとう。

 

 

みんなだいすき!

SixTONESのファンだけどみんなのファンでもある!

これからもみんなの幸せを願っています。

SixTONES初のドームツアー「VVS」と人生と。

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2024年2月17日、SixTONES初のドームツアー「VVS」初日に参戦した。

ライブ中は基本ずっとバイブスブチ上げでヘッドホンを振り体を揺らして音楽にのっていたけれど、終わってから今、曲を聴くと涙が止まらない。

あまりにも楽しくて、幸せで、大好きだなあって思って。

何もかも忘れたくない。止まっていてほしい。

でも、時間は進むし記憶は薄れる。だから残す。

 

 

ここから先、ネタバレを含みます。

これから参戦の方は御注意ください。

 

 

 

座席はスタンド上段。近いとは言えないけど、そんなことはもはや関係ない。

嵐の5×20ぶりの京セラドームだった。

もう二度と来られないかもしれないと覚悟した場所だ。

また来られて嬉しかった。懐かしくてちょっと泣きそうだった。

思えば、人生初めてのライブも京セラドームだった。

4万5千人のペンライトの海。初めて見たあの光景は、未だに忘れることができない。

私のオタク人生始まりの場所と言っても過言ではないこの場所で、大好きな6人に会うことができる。

人生のご褒美だと思った。

 

ステージ構成がどうなっているのか、もしかしたらメンステしかないんじゃないかと思っていたら、360°ステージだった。

一瞬、お、大泉洋リサイタルみたいだ…と感じてしまった子猫である。北斗くんはわかってくれると思う。

センターステージから花道が6本伸びていて、愛おしさが込み上げた。

初めてのドームツアーで、初めての360°ステージで、一体どんな景色を見せてくれるのか楽しみで仕方なかった。

 

実はずっと一曲目の予想がついていなかった。

安牌だがこっからかなと思っていた。

暗転、会場に鳴り響く音楽。

 

生バンド。

 

気づいた瞬間、ビリビリ痺れるような感覚があった。

あまりに嬉しくて叫んだ。このときを待っていた。

 

京セラドームの上の方。センターステージは遠かったけれど、登場の瞬間樹くんが近くにいて驚いた。

嬉しそうな顔で客席を見渡す姿にかなりグッとくるものがあった。

みんなで拳を掲げて、叫んで。

この空気を味わうために、この一年生きてきたなぁ。

めちゃくちゃな一年だったし、これから先一体何年いろいろなことに耐えなければならないのかわからないけれど、今日くらい全部忘れなよって言われているみたいで夢中で音楽にのった。

 

6人に会いたかったよ。

会えて本当に嬉しいよ。

 

込み上げてくるものを宥めつつ、挨拶まで怒涛のブチ上げ曲たちにただただ全身でのる。

ヘッドホンペンラは2曲目で手に持った。

あれは首にかけたままだとどっか飛んでいく。

Rollin’、Outrageous、ABAREROという主役級の楽曲を惜しみなくここに置けるくらい、SixTONESには強い曲が増えたんだなと思うと感慨深かった。

 

挨拶では、今回も画面タッチができて良かった。

北斗くん、ずっと大切にしてくれて、ありがとう。

 

 

Hysteriaにとんでもなく沸き、釘付けになった。

色気がすごいけど、いやらしくはない。

その辺の匙加減が上手いなぁと思った。

 

君がいないは、何かひとつのMVをリアルタイムで見ているような気持ちになった。

今まで感じたことのない新鮮な感覚だった。

美しかったからかな、理由はわからない。

 

Alright→House of Cardsの流れは結構好きだった。

そもそもどっちの曲も今回のアルバムの中で上位に入る好みの曲だから嬉しかった。

House of Cardsは後半戦かなーと予想していたから、思いの外早い登板でびっくりはしたんだけど、やっぱり好きな曲だなぁと思った。

こういうテイストの曲のとき、私は絶対にペンライトの海を見たくなる。

SixTONESのことが大好きで、6人に会いたくて、ワクワクしながら準備してきてここに集まった人たちが、同じ空間同じ時間を共有してこんなに綺麗な景色を作ってるんだなぁって思って泣きそうになる。

6人がいなければそもそも存在し得ない景色だけれど、6人だけでは決して作れない景色に、自分がこの場に存在する意味を少し感じる。

この光の1つになれているのなら、6人がこの景色を見てくれているのなら、こんなに幸せなことはないなと思う。

 

 

そして、希望の唄。

これが私の第一涙腺ぶっ壊れポイントだった。

アルバムで聴いたときから歌詞が刺さりすぎて泣けて仕方なかったこの曲を、同じ空間で2人が歌ってくれているわけで。

しかも、2人とも本当に楽しそうに、ものすごく良い笑顔で歌っていて。

こんなの、泣いちゃうよ。

 

また、この曲についてだけで一本ブログを書こうかなと思う。

春から新たな道を行く自分に、ずっと大切にしてきたものを過去に置いていく決断をした自分に、今、一番寄り添ってくれる曲がこの曲だった。

このタイミングで歌ってくれて、本当にありがとう。

最後の2人のハイタッチ、兄弟みたいで素敵だったな。

 

 

"Laugh" In the LIFEも嬉しかった。

イントロが流れた瞬間の多幸感、すごかったよ。

コロナ禍のとき、お散歩中によく聴いてたな。

しんどいときに側にいてくれた大切な曲。

 

フィギュア〜S.I.Xまでは、おおー!この辺入れてきてくれるんだー!って感じで楽しかった。

ロッコが走ってたっけ。

S.I.Xのときに、北斗くんが上の方にもよく見えるように大きくクラップしてくれていて、好きだなあと思った。

 

DRAMAはさぁ…

ねぇ…

ちびっ子見ちゃいかんやつ。

髙地くんの色気がすごくて、お顔が抜かれるたびに後ろの髙地担と思しきお姉さんが絶叫しててかわいらしかった。

北斗くんももちろんセクシーで綺麗で大好きだったけど、ジェシーの無双タイムがやばすぎて会場中に凄まじい悲鳴が響き渡ってた。

去年のSTAMP IT並みの破壊力だった。

 

そんなこんなで全員のセクシーさに撃ち抜かれて放心状態のところにJAPONICA STYLE。

これも嬉しかったなぁ。

大量の桜の花びらで6人の姿がぼんやりとしか見えなくなって、ああ起きてる間に見る夢ってこんな感じなのねと思った。

 

斜め前、結構遠くの花道の先のステージで踊る北斗くんの後ろ姿を必死で見てた。

ライブのときに見る、北斗くんの後ろ姿が本当に好きで。

遠くから見ても一瞬でわかる、大きく体全体を使う全力のダンス。

後ろから見ても本当に美しい。

やっぱり、背中は語る。生き様が見える、と思う。

 

 

MCは、かわいいSixTONESの詰め合わせだった。

個人的には大泉洋リサイタルの話がチラッと出て嬉しかった。

私も武道館に行っていたから、くるくる回りながらの多くて長いMC(笑)見ていたよ。

京セラドームの真ん中で大泉さんの話をする、キラキラの瞳の北斗くんを見られて幸せだったな。

 

電車ごっこもかわいすぎた。

きょもほくが最初にくっついた段階でこっちは狂ってんのに、6人みんなくっついてずーっとぐるぐるぐるぐる歩いて楽しそうで、見ているだけで寿命が延びる気がした。

結局6人バラバラにはなれなくて、一緒じゃなきゃねって着地点に落ち着くSixTONESが愛おしかった。

ど真ん中でも端っこでもどこでもいいから6人一塊になって笑っててくれればそれでいいよ。大好きだわもう。

 

 

MC明け、樹くんから初めての「座ろうか」の声。

何を聴かせてくれるのだろうかとドキドキした。

そして披露された、アコースティックver.でのCall meとマスカラ。

じっくり、しっかり、音楽に浸ることができた時間だった。

どこまでも新しい表現を探してくれるSixTONESが好きだなと思った。

 

 

ステージの転換どうするんだろうと思っていたら樹くんが話し始めて、ちょっとだけMC挟んで次に行くのかな?と少し油断したところに流れるスーパーボーイのイントロ。

これには完全にやられた。完璧すぎて悔しい。

スーパーボーイの「正解」を見た。

 

2人がずっと顔を見合わせながら、本当に会話してるみたいに歌っていたのがとてもとても好きだった。

これほどまでにパフォーマンスをこの目で見る価値が高い曲だったのかと驚かされた。

回転するステージのヘリに2人腰掛けたとき、2人の後ろにあるはずのない夕日が見えた。

屋内にいたはずだけど、夕暮れどきの河川敷だったんだ、あの時間だけは。

2人を通してもう戻れない過去が見えた。

もう戻れないけれど、いつまでも、無敵のスーパーボーイでいたい。

あの頃感じていたワクワク、見ていた鮮やかな景色を、忘れずにいたいと思った。

 

北斗くんが歌詞飛んでレレレレレレレレレレで乗り切ったのはちょっと面白かったけど、その後のやっちまったー!ってお顔と樹くんのニッコニコのお顔が良すぎて全てあなたたちが正しいですの気持ちになった。

 

Need you〜WHY NOTは盛り上がりがすごかった記憶がある。

Need youのセトリ入り本当に嬉しかったし、シルエットだけで踊る時間のあまりの美しさに息を呑んだ。

ガシガシ踊ってるのにどこか爽やかでもあって、大好きな振り付けだった。

 

TOP SECRETもWHY NOTも振り付けがめちゃくちゃ好きで。

こういうダンスのとき見たくなるのは決まって北斗くんと大我さんだから、その2人をメインで追ってた。

6人それぞれに魅力があるけれど、大きく動きながらも細かい部分をしっかり魅せてくれるきょもほくが好き…というか、魅せ方が好き。これは完全に好みの問題。全員好きだもん。

ここの3曲本当に良い流れだった。

 

しっかり魅せられた後のBlue Days。

2人の温かい歌声がじんわり心に流れ込んでくるのを感じた。

ラスサビ前の「歌を歌うよ」でジェシーが髙地くんのマイクをグッと引き寄せて歌ったところ、声にならん声が出た。ゆごじぇにしか出せない空気がある。

いつもおひさまみたいな2人が、楽しげに大切に歌を届けてくれて幸せだった。

 

 

そしてここからの、DON-DON-DON→RAM-PAM-PAM→Bang Bang Bangin' という絶対狙ってるノリも語感も良すぎるメドレー。正直記憶ない。

RAM-PAM-PAMでのペンラの揃い具合が一番すごかったことは覚えてる。

この曲に関してはもうみんな暗黙の了解的に打点高めでとにかくのろうぜ!!!って感じで、こういう曲があっても良いよな〜〜楽しいもん!!!!と思った。

ここでも北斗くんが体全体使ってペンラの動きを統率していて、大好きなライブの北斗くんで幸せだった。

 

Something from Nothingの盛り上がり方もすごかった。

モニターやライトがほぼ消えて、センターステージだけに注目が集まるようにして。

良いから見ろ!!俺らの音楽を聴け!!この瞬間を楽しめ!!って言われてるみたいだった。

全員バイブスブチ上がった表情と動きで、熱量が凄くて。

ライブ最高!!!!!!って一番強く思ったのはここだったかも。

 

Telephone(1STver.)はまさかすぎてびっくりした。

長らく私に朝を告げてくれている曲。

生「Call me girl」に備えて固まった時間と、放たれた瞬間の衝撃は絶対忘れない。

北斗くんのことを好きで良かったです本当に。

 

BE CRAZYもやばかった。

ロック調アレンジハマってて良かったな。

SixTONESの音楽、ヤベーーー!!!!!最高ーーー!!!!!!ってなった。

ほんまこの辺も記憶ない。楽しすぎて。

 

 

で、すっごい盛り上がってたところにSeize The Day。

今回のツアーで、一番聴きたかった曲。

初めて聴いたときはメロディと声が好きだなぁと思って。

2回目以降は歌詞を見ながら聴いて、そんなに難しい英語じゃなかったから意味もストレートにわかって、あんまりにも歌詞が刺さって。

大好きな曲になっていたから、どうしても聴きたかった。

モニターに映る歌詞をなぞりながら、6人がそこで歌ってくれているという状況には、流石に込み上げてくるものを堪えることができなかった。

 

“This moment will never come again”

“Not someday, we live right now”

“never too late to start again”


きっと、この先の人生で私を奮い立たせてくれる歌詞たち。
そして、初めてのドームツアーで、未来が見えないようなめちゃくちゃな今をずっと突き進んできた6人が歌うこの曲が、私には刺さりすぎてこれを書いている今も涙が止まらない。

この初日が、私の中では最初で最後のVVSで、春からの仕事の関係上次会えるのが何年後になるのかわからないから辛くて仕方なかった。

でも、This moment will never come againって言葉を聴いた時に、ああこの瞬間を大事にしなきゃいけないんだなって思って泣いた。

私は、先のことを考えすぎて憂鬱になってしまうことが多いのだけれど、もっと「今」を見なきゃ、目の前にあるこんなにでっかい幸せを見落としてしまうかもしれないんだって思った。

そんな勿体無いこと、絶対にしたくないと思った。

 


めっちゃ泣いてる状態で、最後にこっからが来て。

6人が、本当に楽しそうに踊って歌ってて。

後ろ姿を見ていることが多かったんだけど、その背中があんまり楽しげで逞しくて、見つめながら泣いてた。

私、この6人に出会えて本当によかった。

死ななくてよかった。


最後に真ん中にきゅっと6人集まって円陣を組んだとき、Jr.最後のライブのあのシーンを思い出してまた込み上げてきて。

でも、今度は6人全員が笑っていて、ああこんな未来があったんだ、踏ん張ったら良いことあるんだって信じられるような時間だった。大切だったよ、あまりにも。

 

 

アンコール、呼ぶ声が小さくてごめんね。出てきてくれて本当に嬉しかったよ。ありがとう。

最後の3曲もたっぷり楽しませてくれてありがたかった。

WHIP THATでのバイバイ、とても明るくて「またね」を信じられそうで好きだったな。

 

 

終始バイブス上がりまくりの、SixTONESが、SixTONESの音楽が大好きだと何度も噛み締めるようなライブだった。

いつまでも挑戦の姿勢を忘れないSixTONESが、どんな困難にも楽しげに挑んでいくSixTONESが、私は大好きです。

そんな6人がくれる「今」を、大事に大事に愛していきたいと思う。

二度と戻らない時を、永遠に思えるくらい大事に。

 

 

 

私は、SixTONESに出会った頃、この世界から消えてしまいたいと思ってた。

息の仕方も、涙の止め方もよくわからなくて、未来なんて見えなくて。

もうどうなってもいいやと、自分の人生を諦めかけてた。

そんなときに出会ったSixTONESは、私にとって光で救いだった。

 

あの頃ほどではないけれど、今も、わりといつもうっすらといつ死んでもいいやと思いながら生きている。

現実はいつも暗いし厳しいし、希望なんてもんは、そんなにない。

 

でも、SixTONESに会ってしまうと、ああやっぱり生きてまた会いたいなと思う。

生きる理由にしたくない、そこを拠り所にしてしまいたくないとずっと思っていたのに、いつからかすっかりSixTONESの存在が日々の希望で、生きる理由で、生きる力になっていた。

 

 

何も返せないのに、救ってもらってばっかりで、幸せをもらってばっかりで、ありがたいけど申し訳なくて。

私には、彼らに何ができるんだろうと考えても、光の海の一粒にしかなれないことは明白で。

しかも、その一粒になるときには、結局私の方が幸せをもらってしまっていて。

 

本当に、アイドルというものは、なんて尊くて、偉大な存在なんだろう。

 

 

永遠なんてこの世にはないとわかっているのに、永遠を願ってしまう。

笑い合っている時間がずっと続くように願ってしまう。

6人の音楽が好き。

6人が笑っている姿を見るのが好き。

その声に、その存在にまた救われて、きっとこれから先の人生が続いていく。

 

ありがとう。

楽しかった。幸せだった。

明日が来てほしくなくて、でもいざその「明日」が来たら、昨日より強く生きられる気がしたよ。

SixTONESに出会えて、本当に良かった。

 

どんな未来だとしても、6人が笑顔でいられる未来でありますように。

次会えるときにはもっと誇れる自分でいられるように、6人からもらった愛を大事に抱きしめて、またしばらく自分の人生をちゃんと自分の足で歩いていこうと思います。

 

VVS、最高。

SixTONES、最高。

大泉洋という人は一体なんなんだ

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題の通りである。

大泉洋という人は一体なんなんだ、ということを、先日の大泉洋リサイタルからずっと考えているのである。

 

大阪公演と、武道館公演と、ディレイビューイング。

どれも楽しくて幸せで思い返すと泣けてくる。

これほどまでの幸福を与えてくれた大泉洋とは、一体何者なんだ。

 

(以下、リサイタルのネタバレを含みつつ、テンション高めに感想を綴る)

 

 

 

そもそも大泉洋という人に出会ったのがいつだったのか、正直なところ覚えていない。

気づいたときには好きな役者さんで、作品はぼちぼち観る、みたいな感じだった。

高校生くらいまでは、歌ってることとか水曜どうでしょうの存在とかは知らなかった。

道民じゃないのでローカル番組の存在も知らなかった。

これはすごいなと衝撃を受けたのは「こんな夜更けにバナナかよ」で、それ以降映画とドラマはできる限りチェックするようになった。

 

多方面に活躍されていることを知ったきっかけは、北斗くん。

北斗くんに出会って、北斗くんが大泉さんのいろいろを教えてくれて、そこから少しずつ映画とドラマ以外の大泉さんのことを知っていった感じだった。

だから北斗くんには本当に感謝している。

 

 

ゆるりとお茶の間ファンをしていた私がしっかりと大泉洋の沼にハマったきっかけは、水曜どうでしょうだった。

 

コロナ初年度と言われた2020年、私は大学1回生だった。

入学式はなく、ガイダンスすらろくになかったため、同級生と言葉を交わす機会もなく始まった大学生活。

どこにも行けない、誰にも会えない、ただ孤独と闘いながら課題に向き合い続けるだけの日々。

辛くて苦しくて、でもみんな同じだから、辛いとか苦しいとか言うことも憚られて。

そうしているうちに、笑うことができなくなってしまった。

 

そんなある日、ふと思い立って水曜どうでしょうを見て、本当に久しぶりに声を出して笑えて。

笑えたことに、少し泣いて。

自力ではもうどうしようもないほど沈み切っていた私を引っ張り上げてくれたひとつが水曜どうでしょうで、大泉洋さんだった。

大袈裟でなく、人生を救ってもらった。

 

今となっては家族もみんな藩士となり、ほぼ毎日就寝前にどうでしょうを見ている。

対決列島なんかは見すぎて暗唱できるようになった。

 

どうでしょうでの大泉さんを見るうちに、こんな大人になりたいと憧れるようになった。

奔放なようでいて、周囲の人を大切に愛している。その結果、周囲の人に愛されている。

楽しげで、逞しくて、まわりが笑顔で満ちていく。

この人のような大人になりたいと思った。

今思えば、その頃にはもうすっかり大泉洋の沼の中にいたわけである。

 

 

ほぼ同時期にCDを買い集め、歌も聴いてみた。
ふざけた曲にどうでしょう的な大泉洋らしさを感じて安心したかと思えば、普通に感動する曲もあって混乱した。
何より、歌が上手かった。
ちょっとまずいくらい好きな感じだった。

というか、多分もう好きだった。

 

しかし、30ほども年上の方である。

それに私はアイドルのオタクである。
私には、大泉洋という人の推し方が、よくわからなかったのだ。

好きではあるけれど、多くの昔からのファンの方の「好き」とは違うような気がする。というか、簡単にそんな風に言ってはいけない気がする。
そんな感じで、キャーキャー言っていいものなのか、かっこいいとかかわいいとか思っていいものなのか、よくわからないまま時が経った。

 

 

私より先に大泉洋の沼にハマりFC会員となっていた母が、大泉洋リサイタルの武道館公演を掴み取り、一般戦争にて大阪公演も掴み取り。

私の「大泉洋に対する気持ち」に白黒つけるチャンスが到来したのである。

 

お芝居も、歌も、お人柄も大好きだけれど、ファンと名乗るのは烏滸がましいかなと思いながら足を運んだ大阪公演。

初めてこの目で見た大泉洋の輝きに、私は完全にやられてしまった。完敗だった。

もうどう思われてもいいや、と思えてしまうほど、生大泉洋の破壊力は凄まじかったのだ。

 

大阪公演は最後列での参戦となったが、上の上の方まで余裕で届くまあ〜〜〜〜恐ろしいほどの輝き。
一曲目の本日のスープで普通に号泣し、首から下げていたタオルがびしゃびしゃになった。大ファンの様相である。
いやでもね、凄かったんだよね。
歌良し、スタイル良し、顔良し、声良し、トーク良し。
最高という一言に尽きる。

爆笑あり号泣ありの大阪公演は、生きていて良かったと思わせてくれるものだった。

そんな大阪公演を経て、もはや遠慮もクソもなく自慢のデカボイスで「愛してるよー!!!!!」と叫ぶ人間に進化した。

 

 

そして迎えた、武道館。

母と、どうでしょう藩士の兄(それ以外の大泉さんのことはほぼ知らない)とともに参戦。

普段は全く違う界隈のオタクの兄と同じライブに行くなんて、想像もしなかったことで。

大泉さんのライブだったから実現した、この先二度とないかもしれないかなりの奇跡だった。

 

武道館の真ん中に現れた大泉さんは、少しの緊張を浮かべながらも本当に良い顔で歌っていて、このお顔を見られただけでここに来た価値があると思った。

くるくる回りながら、会場のみんなに届けようと歌う姿にお人柄が表れていて、本当に素敵な方だなと感じた。

 

ホール公演の本日のスープから始まる構成、個人的にかなり好きだったけど、武道館には合わないかもな〜と思っていて。

何か爆発力のある曲から始まるイメージが強く、何を最初に持ってくるんだろうと楽しみにしていたらまさかのTOKIOで驚いた。

隣の兄は既に拍手喝采である。わかる。

 

本日のスープではやはり号泣し、またもタオルをびしゃびしゃにした。

でもまあ、ライブでは大体登場と同時に号泣する私からすれば、二曲目まで耐えていたのは快挙と言っても過言ではない。

 

星空のコマンタレブーはかなり好きな曲。

何も知らない友達の前で歌って混乱させたことがある。

メロディは明らかに感動的な曲なのに、歌詞を辿るとどんどん雲行きが怪しくなっていくのが最高に好き。

武道館でも聴けて嬉しかった。

 

そして個人的絶対泣いてまうソングである、君には。

泣いたよね。当たり前だよね。

お願いだからそんな優しい顔して歌わないでくれ、と思いながらもはや涙垂れ流し状態。

でっけぇタオルがあって良かった。助かった。

隣の兄はそんな妹の様子を見てやや引き気味であった。すまん。

 

スマッシュヒットLOVEバシーン!では声を出して大盛り上がりし、疾れ!ではお隣の方にぶつけないように気をつけつつ短く持ったタオルをぶん回し。

いや〜あったまってきましたね〜〜って頃にどうでしょうV。

連れて来られた兄(といっても、事前にCDを貸して予習はしてもらった)は既に大爆笑。

昭和歌謡コーナー明け、ほんまに失禁するほど笑うんやなかろうかと心配になるほどウケてた。

 

昭和歌謡コーナーも楽しかった。

長い夜、徐にネクタイを外すめちゃ色気ある大泉さんがいらっしゃいましたよね…?

歌真似うまいなと思って感心しちゃった記憶しか残ってなかったけど大阪でもあったんか…?

わからないけど、曲中の手振りなんかも含めて全体的にヤバい曲だった。こりゃみなさん撃ち抜かれまっせと。まんまと撃ち抜かれましたよっと。

 

そして待望のどうでしょうV。

一回見てるのにやっぱりゲラゲラ笑った。幸せすぎる。

隣の兄は失禁は免れたものの涙流して笑ってた。良かったね。

 

で、これだけ笑った後の手漕ぎボートは海をこえて。

札幌で歌ったって知って、聴きたいなぁと思っていたからほんっっっとうに嬉しかった。

さっきまでゲラゲラ笑ってたのに泣いちゃうじゃんこれは。

泣きながらも歌詞にある全シーン鮮明に頭に浮かぶ状況は結構シュールだったけれど、そんな時代を経ての今なんだなと思うと全ての歩みに感謝の思いしか湧いてこなかった。

 

コラーゲン。はなんというか、かわいかった。

かったごっしにほっほぉ〜🎶のところの振り付けがかわいすぎて、1回目びっくりしてそこそこのボリュームで「えっかわい」と言ってしまった。

ハッピーな曲、大好き。

 

Top Of The Worldはなんていうか、泣くしかなくない???って気持ちだった。ずっと泣いてんなコイツ。

「この最高の世界 だってほら夜明けまでは感じてたいじゃない」って。

ドンピシャな歌詞すぎません??

吹き替え版のサントラ出してくれ、まじで。

この曲で救われる命があります。本気だよ。

 

ふわりはやっぱり良かった。

じんわり心があったかくなる感じ。

優しい曲、優しい歌声がとにかく沁みる。

 

 

で。

ここだよ。ね。

 

私の座席がスタンドの上の方だったから、ふわりの途中からセンステに見えてたんだよ黒いアイツが。

まっさかぁ〜〜と思ってたんだよ途中まで。

そんな贅沢、許されるわけないじゃんと思ってたのに。

 

座っちゃうんだもんなぁ〜〜〜〜!!!!!ピアノの前に!!!!!

 

会場中に響く驚嘆の声。

こんなポッと出のぺーぺーですら嬉しいのだから、長年の子猫ちゃんの皆様の喜びや驚きは想像に難くない。

そんな空気の中で始まったあの時間は、きっと生涯忘れられないと思う。

成功とか、失敗とか、そんな次元の話ではなくて。

そういう、ありとあらゆる窮屈なモノサシで測ることのできない、特別な時間だった。

 

広い武道館の、ど真ん中。

逃げ場がないあの場所で、たった1人で全てを背負い、何度も紡ぎ直されるメロディ。

祈るような想いで見つめていた。

あちこちから「頑張れ」「落ち着いて」「大丈夫だよ」と聞こえてきた。

私の後ろの席にいた小学生くらいの男の子も、大きな大きな声で「洋ちゃん頑張れー!!」と叫んでいた。

私も「頑張れー!!!」と叫んだ。

会場がひとつになる、ってああいうことを言うんだと思う。

みんなの想いはひとつだった。

そして大泉洋という人は、そんな想いに応えてくれる人であった。

 

一音一音、踏みしめるように紡がれるメロディ。

それに対して、その一音一音を抱きしめるような手拍子。

音楽とは、ライブとは、生の醍醐味とは

その答えはこういうところに、あると思った。

届けてくれる人がいて、受け取る人がいて。

想いがしっかりと届いたこと。

それが、全てではないかと思う。

 

ディレイで見た感じでは、大泉さんは大変な落ち込みようであったけれど、私はあの時間が失敗だったなんて一欠片も思わない。

大泉さんは、弾き切ったあと、どこか切なげな色を浮かべつつ「ま、俺らしいよねー!!」と笑っていた。

あれは一発で決められなかったことに対しての発言だと思うけど、「らしさ」はそれじゃない。

それは、私みたいな新参者にもわかった。

あのピアノで見えた「らしさ」は、大泉さんの愛情深さだと思う。

 

ファンに喜んでほしいから、忙しい中でも新しいことに挑戦する。

練習に練習を重ねて、しっかり形にする。

リハも本当に完璧だったんだろうな、っていうのは最後まで助け舟が出なかったことから伝わってきた。

それでも魔物は現れる。

そんなときに、決して逃げ出さない人なのだとわかった。

 

何が起きても最後までやり遂げる、ということは簡単なことではない。

でも、武道館でピアノを弾こう、ハナの弾き語りをしようと決意することも、あの状況で誰の手も借りずやり遂げる強さも、温かいファンの方々の拍手も。

全て、大泉さんの愛の賜物ではないか。

そういう、愛に溢れた空間の真ん中にいるということが「大泉洋らしさ」なのではないかと、思うわけです。

 

良い時間だった。

本当に。

 

 

あの空に立つ塔のように、も名曲だ。

こちらの涙腺はもうずっとぶっ壊れており、もはや蛇口の如く涙が流れていた。

終わってしまう、という寂しさも感じていた。

 

そんな中で。

アンコールに応えて出てきた白いふわふわを纏いし大泉洋という人は、どこまでも期待を裏切らない…というか、想像を軽々と超えてくる。

「武道館だけの」「特別な」なんて甘い言葉に惑わされた私が馬鹿だった。

 

武道館に響き渡る、まさかまさかの、Man in the Mirror。

これは反則じゃん?

さっきまで結構しんみりしてたよ?

なんならだいぶ泣いてたよ??

 

と、大混乱しつつ、最後までたっぷり楽しませてくれるエンターテイナーな大泉洋という人にまた一段深く落ちたというお話。

 

ラスト2曲は思いっきり愛を叫んで、俺も愛してるよをいただいて。

嬉しいやら寂しいやらでめちゃくちゃな情緒の中、生声のありがとうに泣き、ニコニコ笑顔でのエアハグに泣き(あのときのお顔ほんまに良すぎませんでした?)。

笑って泣いて、大満足の大泉洋リサイタルが終了しました。

 

 

特大の愛を浴びて、ほかほかの気持ちの帰り道。

刺すような東京の寒さも抱き締めてやりたいくらい、幸せだった。

まだまだ、というかこれからも多分永遠に新参者ではあるけれど、大泉洋という人に出会えて私は本当に幸せだと思う。その気持ちは、誰にも奪えないよね。

 

お芝居が好きで、新しい作品はいつもワクワクして観ていた。

水曜どうでしょうで、人生を救ってもらった。

そしてリサイタルで、エンターテイナーとしての輝きに魅せられた。

 

大泉洋という人のこれまでの歩みに、私は救われて。

今や生きていくのに欠かせない存在となった。

不思議なものである。

人生の時々で自分が直面する課題や苦難に、大泉洋という人はその多面性を存分に活かして寄り添ってくれる。

何者なのか一言では言い表せないが、とにかくありがたい。本当にありがたい。

 

 

私はやはり、大泉洋のような人間になりたいと思う。

これは私の中の最上級の憧れであり、愛である。

 

大泉さんより先には死なない。

確約はできずともそう思える、これもまた特大の、愛である。

 

そして、新参者でありながらそんな愛をもった人ばかりの空間にいられたという事実を、私はずっと大切にしていたいと思う。

 

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2023年を振り返る

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年末バタついててもう年が明けてしまったけれど、2023年を振り返っておこうと思う。

2023年は私生活がハードな時もあったけど、現場には学生らしくほどほど行くことができた。

 

◎現場

・ジャニワ

・ルーザーヴィル(松竹座)

・慣声の法則 in DOME(東京ドーム)

・未来への言葉展

・BOOOOOST!!!!!(宮城)

・すずめの戸締まり展

・わっしょいCAMP(配信)

ビートルジュース(松竹座)

・星降る夜に出掛けよう(松竹座)

 

◎映画

・すずめの戸締まり、の戸締まり

・ネメシス

・Village

・アナログ

・キリエのうた

 

 

全部楽しかったなぁ。

慣声コンは、ライブそのものもめちゃくちゃ楽しかったし、初めてTwitterで知り合ったお友達に会えて嬉しかった。コロナで鬱々としてた時期から励ましあってきた人に会えて感慨深かった。

ビートルジュースでは、ミュージカルの魅力に完全に魅せられたんだよな。

就職したら土日のライブにはかなり行きづらくなると思うから、その分舞台をたくさん観にいけたらと思ってる。

 

 

2023年は、振り返るとかなりしんどい年だった。

自分自身は就活に始まり、教育実習では毎日ギリギリの精神状態で約1ヶ月。楽しいこともあったけどキツかった。

実習先の学校へは20分くらいかけて歩いて行ってたんだけど、毎日「彗星の空→Always→SUBWAY DREAMS」のプレイリストを聴きながら自分を奮い立たせてた。

SixTONESがいてくれて、本当に救われた。

 

事務所のこともしんどかったね。

みんなで励ましあいながら必死に踏ん張って耐えて。

先が見えなくて不安で。

アイドル達は、もっとずっと不安だったろうな。

そんな中でもいつも通り幸せを届けてくれるアイドル達の強さを見て、へこたれていられないって思った。

 

大事なものがたくさん奪われたけど、絶対手放したくないものがはっきりわかった1年だった。

苦しかったけど、大切な日々だった。

推し達だけじゃなくて、関わってくださった皆さんに、出会えて良かったなって心から思った。

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

春から社会人になるし、今まで通りのオタ活は絶対できないけど、これからも自分のペースで大切な人たちに追い風を送り続けたい。

そんなわけで、みなさま2024年もよろしくお願いいたします!!

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今日も明日もあなたのままで

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そのカウントアップに、なんとなく意味を見出せなくなってくる。

それは、重ねる数字そのものよりも、歩んできた道程に宿る意味の重みが増してきたということで。

大人の入り口のこの1年であなたが歩んできた道は、十二分に眩しく輝いていたと思う。

 

 

映画、ドラマ、モデル…

ステージの上以外にも活躍の場を広げるあなたを、楽しく、頼もしく見ています。

でもやっぱり、ステージの上で、照明を浴びて、5人で。

歌い踊るあなたを見るのが、一番好きです。

 

今、ただでさえ不安定な世界が、より一層不安定になってしまっていますね。

見守る私ですら不安を感じる今の世界で生きているあなたが、理不尽に苦しめられませんように。あなたを守ってくれる人がちゃんと周りにいますように。

と、願いながら日々を過ごしています。

 

たくさんの才能を持ちながら、決してその才能に胡座をかかず、努力を重ねられるひと。

周りの人を大切にできるひと。

なんでも器用にこなすけれど、ただこなすわけではなく、そこにきちんと想いを込められるひと。

そんな作間龍斗というひとを、心から尊敬しています。

HiHi Jets作間龍斗が、私は本当に本当に大好きです。

 

 

悲しいことがたくさんあると思う。

腹が立つこともたくさんあると思う。

人生って思い通りにならないことばっかりで、本当にままならないよね。

 

いつもたくさんの幸せをくれるあなたに、私から返せるものなんてないのかもしれない。

届けられる言葉なんてないのかもしれない。

それでも、あなたに、あなたが大切に想う人たちに、でっかい幸せが訪れることを願ってる。

あなたがくれる幸せの何百分の一かもしれないけれど、私が起こすアクションであなたが幸せを感じられるといいなと思ってる。

ありがとう、大好き、って言葉が、届けばいいなと思ってる。

 

あなたが、今日も明日もあなたらしくいられるようにと願ってる。

 

 

今までもこれからも、私にできることは遠くで頑張るあなたを見守ることと、あなたの幸せを願うことだけ。

どんな道が待っているのかわからないけど、あなたが見えるところで走り続けてくれている限り、何処まででもついていく。

あなたに出会えたことを誇りに思って、胸を張って応援し続ける。

 

あなたに出会えて、私の人生は本当に鮮やかになったよ。

いつもたくさんの幸せをありがとう。

 

 

作間くん、21歳のお誕生日おめでとう。

生まれてきてくれて、HiHi Jets作間龍斗でいてくれて、本当にありがとう。