焼き餃子のぶろぐ

人生の光たちについて語るブログです。

初めてSixTONESに会えた日の記録

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2022年2月12日土曜日。

会いたくて会いたくて堪らなかったSixTONESに、初めて会うことができた。

 

私の脳の容量は非常に少なく、こうしている間にも記憶が少しずつ薄れて見えなくなってしまう。

だから、記録や想いを少しでも言葉にして残しておくために、深夜バスに揺られながらこれを書いている。

 

 

 

 

初めての静岡、初めてのアリーナ、初めてのSixTONES

そして、「初めて」の中に見つけた「久しぶり」。

 

2月11日PM10:00。私はまだ来る日の準備が全くできていなかった。

ふわふわと心だけ何処かへ飛んでいってしまったような心地で、日中に作っておいた持ち物チェックリストに書かれた物品を1つずつオレンジのバッグに入れていく。


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(こんだけ書いたくせに、(お察しの通り)チェックついてないやつは全部忘れた。でも日本なので買って解決した。コンビニ愛してる。)

 

ドタバタしてるくせに結局メッセージうちわを作り始めてしまったおかげで、眠りについたのは2月12日午前2時だった。

 

起床時刻は午前5時。

とりあえず濃いめに淹れたブラックコーヒーを飲み、身なりを整えた。

こうして、とんでもねぇ1日が幕を開けた。

 

 

 

まだ夜では?という暗さの中家を出て、電車と新幹線を乗り継ぎ静岡へ。

新幹線に乗るのが人生で3回目だったので年甲斐もなくテンションが上がってしまった。なんなら隣の列に座ってた幼稚園くらいの少年の方が落ち着いてた。

会場までは最寄り駅から徒歩15分とあったので、ひたすら歩いた。お天気が良くて暑かった。

地元の田舎ではめちゃくちゃ目立ってたオレンジのバッグが風景に溶け込んでいると気づいた時、ライブに来たのだと実感した。

 

 

同じ目的のためにこれだけの人が集まる場所に来るのはいつぶりだろう。

チケットの発券にドキドキするのはいつぶりだろう。

初めての場所での久しぶりの感情に胸が高鳴った。

 

 

チケットには多分良いのだろうと思えるくらいの番号が書かれていたが、実際に行ってみると良いとかそんな次元じゃなくて一旦真剣に棺の購入を検討した。

幾つかの座席を隔ててそこに見えているのは、ステージでは…?

 

恵まれている。恵まれすぎている。

 

泣き叫びたい気分だったが、コロナ禍だしもういい歳なので静かに澄ました顔で席についた。

とりあえず手指消毒をして、荷物を整理し、フェイスシールドを準備して…と落ち着かない時を過ごし、同行者と場内に流れている曲でイントロドンをして開演を待った。

 

 

そして、迎えた13時。

震える手でペンライトとうちわを握りしめていると、SixTONESが、いた。

ずっと画面越しに見ていた6人が、思い焦がれた6人が、同じ3次元空間に存在していた。この目で見える場所に。

衝撃と興奮と感動の狭間で涙すら出ないまま6人の姿を見つめ続け、ああ私は、本当にこの瞬間を待っていたんだな、と気づいた。

 

 

内容についてはネタバレになるので今は殆どを心の内に留めておくが、少しだけ、残しておく。

 

北斗くんの挨拶。

VS嵐での二宮さんとのやりとりを見てから、ずっとこの目で見たかった。ずっとこの耳で聴きたかった。

大好きな二宮さんの聴き慣れた挨拶を、北斗くんがどんな風に育ててくれたのか知りたかった。

夢が1つ叶った瞬間だった。嬉しかった。画面タッチもできた。

北斗くん。この挨拶を、大切に、自分のものにしてくれてありがとう。

 

怒涛のセットリスト。

息つく間もない、SixTONESの音楽の嵐。

全身で受け止めても余りある程のエネルギーを感じた。圧倒された。

これが「魅せる」ということなのだと思った。

SixTONESの魅力がこれでもかと詰め込まれていた。

 

MC。

今日のわんこ北斗くん。舞台下からぴょこっと出てきた時、本当にわんこにしか見えなくて。そのあまりのかわいらしさに私の喉の奥の方がグググ…と音を立てた。声出しOKだったら絶対奇声を発してた。危なかった。

地味に犬のモノマネが上手い北斗くんがツボだった。

 

あと、特大きょもほく…

北斗くんが大我さんを選ぶ→告白する

の流れを誰が予想できただろうか。

告白待ちの大我さんの「早くしてよ」が妙にリアルで、気の強い学校のマドンナと物静かだけど密かに人気のある原石ボーイの青春の1ページを見ている気分になった。折角だし映画撮らん?

とりあえず、この特大きょもほくで私は天に一歩近づいたわけである。

 

 

 

これ以上は曲目に触れることになってしまいそうなので、ここらで止めておく。

ここからは、感じたことを感じたままに書いていこうと思う。

 

 

最後の生のライブは嵐の5×20。

コロナ禍と嵐の活動休止で、生のライブからはずいぶん遠ざかった生活を送っていた。

配信ライブもそれはそれで利点はあるし楽しかったけれど、やっぱり、生のライブは良いなと感じる点が山ほどあった。

 

同じ人たちが好きだという、ただそれだけの共通項で、同じ場所に1万人程の人が集まること。

これって、本当に奇跡みたいだなと思う。

右にいる人も左にいる人もみんなSixTONESが好きなんだと思うとなんだか嬉しくて、会場入りしただけで幸せを感じた。

 

ライブ中はずっと6人の姿を目に焼きつけようとしていたが、ふと、6人から目を逸らして会場内を見渡したことが何度かあった。

思い思いの色で埋め尽くされた会場は、それはそれは綺麗で。

グラデーション機能を利用した演出も本当に美しくて。曲と相まってボロボロ泣いてしまった。

こんな風に、みんなで1つのライブを創り上げようとするこの瞬間が、私は本当に大好きだったと思い出した。

一生懸命にペンライトに想いを乗せる人たちの、キラキラした瞳が眩しかった。

そして多分自分も、同じ瞳をしているのだろうなと思った。

 

座席に恵まれ、とある曲の時に北斗くんをゼロズレで見ることが出来たのだが、踊りながらふっと微笑んだ瞬間が忘れられない。

輝いてるってこういうことだと思った。

あんなに四方八方からじーっと見られた状態で、キラキラの笑顔で踊るなんて私にはとてもじゃないけど出来ない。

北斗くんはアイドルなんだなと一番強く感じたのはその瞬間だったと思う。

多くの人に見られている状態で輝けるのは才能で、多くの人に見られているのは努力の証。

北斗くんがアイドルで良かった。

アイドルの北斗くんに出会えて良かった。

 

楽しそうに歌い踊り話す6人は、画面越しに見続けた姿と大差なかった。

でも、画面越しには伝わりきらなかった輝きをそれぞれが放っていて、その輝きを直視することが出来るなんて自分はなんて恵まれているんだろうかと何度も思った。

大した人間でもないのに、こんなに幸せばかり受け取ってしまっていいのかとも少し思った。この思考は誰も得しないことがわかっていても、そう考えずにはいられないくらい、幸せだった。

 

 

とにかく、ずっとずっと幸せな時間だった。

声を出せない、表情もあまり見えない中で「楽しんでいるよ」と伝えるには、機械的にペンライトを振るだけではダメだと思っていて。

でも、意識せずとも全身で乗れる音楽がそこにあって、ペンライトを振りながらも体全部でSixTONESの音楽を楽しめた。

 

伝わっていればいいなと思う。伝わっているよう願う。

あなた達の音楽は、体が勝手に揺れてしまうくらい面白くて美しくて素晴らしいものだということが。

 

 

愛おしそうな表情で会場を、そこにいる人を、見てくれるんだね。

心から楽しそうな表情でステージに立ってくれるんだね。

息をするのを忘れるくらいの圧倒的なパフォーマンスを魅せてくれるんだね。

 

わかっていたはずだけど、改めてそう思った。

アーティストで、アイドル。

どちらかだけじゃなかったから、私はSixTONESが好きなんだと思う。

 

 

 

 

私を、絶望の淵から救ってくれたSixTONES

彼らはもちろん気づいていないと思うけれど、私はSixTONESに救われて、今がある。

 

特大の感謝を伝えたかった。

「あなた達のおかげで、私は今ここに立っているんです」と。

1万分の1として、あの時間をつくる要素になれていたのなら、少しはこの想いが届いていると信じている。

 

 

あ〜〜、幸せだな。

今の想いを「幸せ」としか表現出来ない自分が嫌になるくらい。

ずっとずっとこの感情を忘れずにいたい。

人は欲張りな生き物かもしれないけれど、今日のこの純粋で重要な感情を忘れずに、これからもSixTONESのことを応援しようと思う。

 

夢を見ているようだった。

この目で見て、この耳で聴いて、音が体に響いてきて、心が震えて。

全身で確かにSixTONESを感じて、同じ時間に身を置いて。

それなのに、これは夢なんじゃないかと何度も思った。

掴んでいたはずのものが、手の隙間からこぼれ落ちていくのがわかったから、これを書いた。

 

 

 

初めてのSixTONES

期待を凌駕する濃密な時間だった。幸せすぎて泣けてくるくらい幸せだった。

私はこの時間のためにいろんなことを耐えてきたんだと思った。

そしてこんな時間をまた過ごせるように、自分の人生を頑張って生きようと思った。

直向きに、真摯に生きていたい。彼らに恥じないように。

 

ありがとう。

出会ってくれて、救ってくれて。

それだけでも十分すぎるくらい幸せなのに、こんなに恵まれた時間まで過ごさせてくれて。

終わってみて、今、感謝の気持ちしかありません。

 

 

 

外は、青空が綺麗だった。

同じ時間を共有した人たちが、思い思いの時間を過ごしていた。

ここは今、幸せで満ちていると感じた。

この空気が好きだと思った。少しだけ浮ついた、この空気が好きだと。

 

忘れずにいたいことが多すぎて、でもきっと、少しずつ忘れてしまうから。

忘れないうちに、心からの感謝を。

またいつか会える日まで。

 

 

 

p.s. 多分北斗くんの目には映っていなかったんじゃないかなと思うので、ここにひっそり置いておきます。

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