2024年2月17日、SixTONES初のドームツアー「VVS」初日に参戦した。
ライブ中は基本ずっとバイブスブチ上げでヘッドホンを振り体を揺らして音楽にのっていたけれど、終わってから今、曲を聴くと涙が止まらない。
あまりにも楽しくて、幸せで、大好きだなあって思って。
何もかも忘れたくない。止まっていてほしい。
でも、時間は進むし記憶は薄れる。だから残す。
ここから先、ネタバレを含みます。
これから参戦の方は御注意ください。
座席はスタンド上段。近いとは言えないけど、そんなことはもはや関係ない。
嵐の5×20ぶりの京セラドームだった。
もう二度と来られないかもしれないと覚悟した場所だ。
また来られて嬉しかった。懐かしくてちょっと泣きそうだった。
思えば、人生初めてのライブも京セラドームだった。
4万5千人のペンライトの海。初めて見たあの光景は、未だに忘れることができない。
私のオタク人生始まりの場所と言っても過言ではないこの場所で、大好きな6人に会うことができる。
人生のご褒美だと思った。
ステージ構成がどうなっているのか、もしかしたらメンステしかないんじゃないかと思っていたら、360°ステージだった。
一瞬、お、大泉洋リサイタルみたいだ…と感じてしまった子猫である。北斗くんはわかってくれると思う。
センターステージから花道が6本伸びていて、愛おしさが込み上げた。
初めてのドームツアーで、初めての360°ステージで、一体どんな景色を見せてくれるのか楽しみで仕方なかった。
実はずっと一曲目の予想がついていなかった。
安牌だがこっからかなと思っていた。
暗転、会場に鳴り響く音楽。
生バンド。
気づいた瞬間、ビリビリ痺れるような感覚があった。
あまりに嬉しくて叫んだ。このときを待っていた。
京セラドームの上の方。センターステージは遠かったけれど、登場の瞬間樹くんが近くにいて驚いた。
嬉しそうな顔で客席を見渡す姿にかなりグッとくるものがあった。
みんなで拳を掲げて、叫んで。
この空気を味わうために、この一年生きてきたなぁ。
めちゃくちゃな一年だったし、これから先一体何年いろいろなことに耐えなければならないのかわからないけれど、今日くらい全部忘れなよって言われているみたいで夢中で音楽にのった。
6人に会いたかったよ。
会えて本当に嬉しいよ。
込み上げてくるものを宥めつつ、挨拶まで怒涛のブチ上げ曲たちにただただ全身でのる。
ヘッドホンペンラは2曲目で手に持った。
あれは首にかけたままだとどっか飛んでいく。
Rollin’、Outrageous、ABAREROという主役級の楽曲を惜しみなくここに置けるくらい、SixTONESには強い曲が増えたんだなと思うと感慨深かった。
挨拶では、今回も画面タッチができて良かった。
北斗くん、ずっと大切にしてくれて、ありがとう。
Hysteriaにとんでもなく沸き、釘付けになった。
色気がすごいけど、いやらしくはない。
その辺の匙加減が上手いなぁと思った。
君がいないは、何かひとつのMVをリアルタイムで見ているような気持ちになった。
今まで感じたことのない新鮮な感覚だった。
美しかったからかな、理由はわからない。
Alright→House of Cardsの流れは結構好きだった。
そもそもどっちの曲も今回のアルバムの中で上位に入る好みの曲だから嬉しかった。
House of Cardsは後半戦かなーと予想していたから、思いの外早い登板でびっくりはしたんだけど、やっぱり好きな曲だなぁと思った。
こういうテイストの曲のとき、私は絶対にペンライトの海を見たくなる。
SixTONESのことが大好きで、6人に会いたくて、ワクワクしながら準備してきてここに集まった人たちが、同じ空間同じ時間を共有してこんなに綺麗な景色を作ってるんだなぁって思って泣きそうになる。
6人がいなければそもそも存在し得ない景色だけれど、6人だけでは決して作れない景色に、自分がこの場に存在する意味を少し感じる。
この光の1つになれているのなら、6人がこの景色を見てくれているのなら、こんなに幸せなことはないなと思う。
そして、希望の唄。
これが私の第一涙腺ぶっ壊れポイントだった。
アルバムで聴いたときから歌詞が刺さりすぎて泣けて仕方なかったこの曲を、同じ空間で2人が歌ってくれているわけで。
しかも、2人とも本当に楽しそうに、ものすごく良い笑顔で歌っていて。
こんなの、泣いちゃうよ。
また、この曲についてだけで一本ブログを書こうかなと思う。
春から新たな道を行く自分に、ずっと大切にしてきたものを過去に置いていく決断をした自分に、今、一番寄り添ってくれる曲がこの曲だった。
このタイミングで歌ってくれて、本当にありがとう。
最後の2人のハイタッチ、兄弟みたいで素敵だったな。
"Laugh" In the LIFEも嬉しかった。
イントロが流れた瞬間の多幸感、すごかったよ。
コロナ禍のとき、お散歩中によく聴いてたな。
しんどいときに側にいてくれた大切な曲。
フィギュア〜S.I.Xまでは、おおー!この辺入れてきてくれるんだー!って感じで楽しかった。
トロッコが走ってたっけ。
S.I.Xのときに、北斗くんが上の方にもよく見えるように大きくクラップしてくれていて、好きだなあと思った。
DRAMAはさぁ…
ねぇ…
ちびっ子見ちゃいかんやつ。
髙地くんの色気がすごくて、お顔が抜かれるたびに後ろの髙地担と思しきお姉さんが絶叫しててかわいらしかった。
北斗くんももちろんセクシーで綺麗で大好きだったけど、ジェシーの無双タイムがやばすぎて会場中に凄まじい悲鳴が響き渡ってた。
去年のSTAMP IT並みの破壊力だった。
そんなこんなで全員のセクシーさに撃ち抜かれて放心状態のところにJAPONICA STYLE。
これも嬉しかったなぁ。
大量の桜の花びらで6人の姿がぼんやりとしか見えなくなって、ああ起きてる間に見る夢ってこんな感じなのねと思った。
斜め前、結構遠くの花道の先のステージで踊る北斗くんの後ろ姿を必死で見てた。
ライブのときに見る、北斗くんの後ろ姿が本当に好きで。
遠くから見ても一瞬でわかる、大きく体全体を使う全力のダンス。
後ろから見ても本当に美しい。
やっぱり、背中は語る。生き様が見える、と思う。
MCは、かわいいSixTONESの詰め合わせだった。
個人的には大泉洋リサイタルの話がチラッと出て嬉しかった。
私も武道館に行っていたから、くるくる回りながらの多くて長いMC(笑)見ていたよ。
京セラドームの真ん中で大泉さんの話をする、キラキラの瞳の北斗くんを見られて幸せだったな。
電車ごっこもかわいすぎた。
きょもほくが最初にくっついた段階でこっちは狂ってんのに、6人みんなくっついてずーっとぐるぐるぐるぐる歩いて楽しそうで、見ているだけで寿命が延びる気がした。
結局6人バラバラにはなれなくて、一緒じゃなきゃねって着地点に落ち着くSixTONESが愛おしかった。
ど真ん中でも端っこでもどこでもいいから6人一塊になって笑っててくれればそれでいいよ。大好きだわもう。
MC明け、樹くんから初めての「座ろうか」の声。
何を聴かせてくれるのだろうかとドキドキした。
そして披露された、アコースティックver.でのCall meとマスカラ。
じっくり、しっかり、音楽に浸ることができた時間だった。
どこまでも新しい表現を探してくれるSixTONESが好きだなと思った。
ステージの転換どうするんだろうと思っていたら樹くんが話し始めて、ちょっとだけMC挟んで次に行くのかな?と少し油断したところに流れるスーパーボーイのイントロ。
これには完全にやられた。完璧すぎて悔しい。
スーパーボーイの「正解」を見た。
2人がずっと顔を見合わせながら、本当に会話してるみたいに歌っていたのがとてもとても好きだった。
これほどまでにパフォーマンスをこの目で見る価値が高い曲だったのかと驚かされた。
回転するステージのヘリに2人腰掛けたとき、2人の後ろにあるはずのない夕日が見えた。
屋内にいたはずだけど、夕暮れどきの河川敷だったんだ、あの時間だけは。
2人を通してもう戻れない過去が見えた。
もう戻れないけれど、いつまでも、無敵のスーパーボーイでいたい。
あの頃感じていたワクワク、見ていた鮮やかな景色を、忘れずにいたいと思った。
北斗くんが歌詞飛んでレレレレレレレレレレで乗り切ったのはちょっと面白かったけど、その後のやっちまったー!ってお顔と樹くんのニッコニコのお顔が良すぎて全てあなたたちが正しいですの気持ちになった。
Need you〜WHY NOTは盛り上がりがすごかった記憶がある。
Need youのセトリ入り本当に嬉しかったし、シルエットだけで踊る時間のあまりの美しさに息を呑んだ。
ガシガシ踊ってるのにどこか爽やかでもあって、大好きな振り付けだった。
TOP SECRETもWHY NOTも振り付けがめちゃくちゃ好きで。
こういうダンスのとき見たくなるのは決まって北斗くんと大我さんだから、その2人をメインで追ってた。
6人それぞれに魅力があるけれど、大きく動きながらも細かい部分をしっかり魅せてくれるきょもほくが好き…というか、魅せ方が好き。これは完全に好みの問題。全員好きだもん。
ここの3曲本当に良い流れだった。
しっかり魅せられた後のBlue Days。
2人の温かい歌声がじんわり心に流れ込んでくるのを感じた。
ラスサビ前の「歌を歌うよ」でジェシーが髙地くんのマイクをグッと引き寄せて歌ったところ、声にならん声が出た。ゆごじぇにしか出せない空気がある。
いつもおひさまみたいな2人が、楽しげに大切に歌を届けてくれて幸せだった。
そしてここからの、DON-DON-DON→RAM-PAM-PAM→Bang Bang Bangin' という絶対狙ってるノリも語感も良すぎるメドレー。正直記憶ない。
RAM-PAM-PAMでのペンラの揃い具合が一番すごかったことは覚えてる。
この曲に関してはもうみんな暗黙の了解的に打点高めでとにかくのろうぜ!!!って感じで、こういう曲があっても良いよな〜〜楽しいもん!!!!と思った。
ここでも北斗くんが体全体使ってペンラの動きを統率していて、大好きなライブの北斗くんで幸せだった。
Something from Nothingの盛り上がり方もすごかった。
モニターやライトがほぼ消えて、センターステージだけに注目が集まるようにして。
良いから見ろ!!俺らの音楽を聴け!!この瞬間を楽しめ!!って言われてるみたいだった。
全員バイブスブチ上がった表情と動きで、熱量が凄くて。
ライブ最高!!!!!!って一番強く思ったのはここだったかも。
Telephone(1STver.)はまさかすぎてびっくりした。
長らく私に朝を告げてくれている曲。
生「Call me girl」に備えて固まった時間と、放たれた瞬間の衝撃は絶対忘れない。
北斗くんのことを好きで良かったです本当に。
BE CRAZYもやばかった。
ロック調アレンジハマってて良かったな。
SixTONESの音楽、ヤベーーー!!!!!最高ーーー!!!!!!ってなった。
ほんまこの辺も記憶ない。楽しすぎて。
で、すっごい盛り上がってたところにSeize The Day。
今回のツアーで、一番聴きたかった曲。
初めて聴いたときはメロディと声が好きだなぁと思って。
2回目以降は歌詞を見ながら聴いて、そんなに難しい英語じゃなかったから意味もストレートにわかって、あんまりにも歌詞が刺さって。
大好きな曲になっていたから、どうしても聴きたかった。
モニターに映る歌詞をなぞりながら、6人がそこで歌ってくれているという状況には、流石に込み上げてくるものを堪えることができなかった。
“This moment will never come again”
“Not someday, we live right now”
“never too late to start again”
きっと、この先の人生で私を奮い立たせてくれる歌詞たち。
そして、初めてのドームツアーで、未来が見えないようなめちゃくちゃな今をずっと突き進んできた6人が歌うこの曲が、私には刺さりすぎてこれを書いている今も涙が止まらない。
この初日が、私の中では最初で最後のVVSで、春からの仕事の関係上次会えるのが何年後になるのかわからないから辛くて仕方なかった。
でも、This moment will never come againって言葉を聴いた時に、ああこの瞬間を大事にしなきゃいけないんだなって思って泣いた。
私は、先のことを考えすぎて憂鬱になってしまうことが多いのだけれど、もっと「今」を見なきゃ、目の前にあるこんなにでっかい幸せを見落としてしまうかもしれないんだって思った。
そんな勿体無いこと、絶対にしたくないと思った。
めっちゃ泣いてる状態で、最後にこっからが来て。
6人が、本当に楽しそうに踊って歌ってて。
後ろ姿を見ていることが多かったんだけど、その背中があんまり楽しげで逞しくて、見つめながら泣いてた。
私、この6人に出会えて本当によかった。
死ななくてよかった。
最後に真ん中にきゅっと6人集まって円陣を組んだとき、Jr.最後のライブのあのシーンを思い出してまた込み上げてきて。
でも、今度は6人全員が笑っていて、ああこんな未来があったんだ、踏ん張ったら良いことあるんだって信じられるような時間だった。大切だったよ、あまりにも。
アンコール、呼ぶ声が小さくてごめんね。出てきてくれて本当に嬉しかったよ。ありがとう。
最後の3曲もたっぷり楽しませてくれてありがたかった。
WHIP THATでのバイバイ、とても明るくて「またね」を信じられそうで好きだったな。
終始バイブス上がりまくりの、SixTONESが、SixTONESの音楽が大好きだと何度も噛み締めるようなライブだった。
いつまでも挑戦の姿勢を忘れないSixTONESが、どんな困難にも楽しげに挑んでいくSixTONESが、私は大好きです。
そんな6人がくれる「今」を、大事に大事に愛していきたいと思う。
二度と戻らない時を、永遠に思えるくらい大事に。
私は、SixTONESに出会った頃、この世界から消えてしまいたいと思ってた。
息の仕方も、涙の止め方もよくわからなくて、未来なんて見えなくて。
もうどうなってもいいやと、自分の人生を諦めかけてた。
そんなときに出会ったSixTONESは、私にとって光で救いだった。
あの頃ほどではないけれど、今も、わりといつもうっすらといつ死んでもいいやと思いながら生きている。
現実はいつも暗いし厳しいし、希望なんてもんは、そんなにない。
でも、SixTONESに会ってしまうと、ああやっぱり生きてまた会いたいなと思う。
生きる理由にしたくない、そこを拠り所にしてしまいたくないとずっと思っていたのに、いつからかすっかりSixTONESの存在が日々の希望で、生きる理由で、生きる力になっていた。
何も返せないのに、救ってもらってばっかりで、幸せをもらってばっかりで、ありがたいけど申し訳なくて。
私には、彼らに何ができるんだろうと考えても、光の海の一粒にしかなれないことは明白で。
しかも、その一粒になるときには、結局私の方が幸せをもらってしまっていて。
本当に、アイドルというものは、なんて尊くて、偉大な存在なんだろう。
永遠なんてこの世にはないとわかっているのに、永遠を願ってしまう。
笑い合っている時間がずっと続くように願ってしまう。
6人の音楽が好き。
6人が笑っている姿を見るのが好き。
その声に、その存在にまた救われて、きっとこれから先の人生が続いていく。
ありがとう。
楽しかった。幸せだった。
明日が来てほしくなくて、でもいざその「明日」が来たら、昨日より強く生きられる気がしたよ。
SixTONESに出会えて、本当に良かった。
どんな未来だとしても、6人が笑顔でいられる未来でありますように。
次会えるときにはもっと誇れる自分でいられるように、6人からもらった愛を大事に抱きしめて、またしばらく自分の人生をちゃんと自分の足で歩いていこうと思います。
VVS、最高。
SixTONES、最高。