HiHi Jetsアリーナツアー2024「BINGO」
初日の昼公演と23日の昼公演に参戦した。
ライブ前後も含めて感じたものが、少しでも明瞭なうちに残しておきたくて、このブログを書いている。
初日は、どこかもやもやしていたし、5人がどんな顔をしていてどんな話をするのか不安だった。
大丈夫、って信じていても、顔を見るまで不安で仕方なかった。
めでたくも苦い報せを、彼らはいつから知っていて、どんな思いで、この日を迎えたのか。
見守るこちらには知りようのないこと。どうすることもできないこと。
だからせめて、ペンライトで会場を埋め尽くして、声を届けたいと思っていた。
珍しく快晴の初日、H•A•Fで埋まった会場、不安と期待が混ざり合う形容し難い空気。
ぴあアリに来たのは2年ぶり。会うのは1年ぶり。
いろいろあったね、この1年。
暗転する会場に高まる期待。
みんなが今か今かと登場を待ち侘びるあの空気が、私はたまらなく好きだ。
そんな期待を背負って登場した5人は、またぐんと輝きが増したようだった。
今回のライブは、いろいろな挑戦が散りばめられていた印象で。
一番驚いたのはバク転。5人横並びになった瞬間後ろに飛んだものだから、呆気にとられて声も出なかった。
納得いかなかったメンバーもいるかもしれないけれど、私は、その心意気が何より嬉しかった。
なんでもやってやろう、成長してやろう、見に来た人を驚かせ楽しませてやろう、という気持ちが見えて、ああこの人たちはなんて強いんだろうと思って泣いた。
それ以外にも、歌や演出に挑戦を感じて嬉しかった。
新しいことに手を伸ばし、掴み取っていくその姿が、心にかかっていた雲をどんどん取っ払っていってくれているようだった。
細かい記憶はどんどん抜けていってしまっているけれど、ローラースケートを履いて、光の中に飛び込んでいく作間くんの後ろ姿を鮮明に覚えている。
この人はこの場所で生きる人で、光の中で生きる人。手の届かない人。
そんなことを思ったことも、覚えている。
5人がひっついてローラースケートで駆け回っているときにも似たことを思った。
この人たちは光の中で生きる人で、光の中で生きることが似合う人で、光の中で生きていなければおかしい人。
ただ楽しそうに、幸せそうに、今この瞬間を全力で生きているのだと感じさせてくれるその姿に、不安など一欠片も見当たらなかった。
彼らの心のうちは見えないけれど。
少なくとも私は、ものすごく悔しくて仕方なくて、5人に申し訳なくて、報せを聞いたときには涙が出てきてしまった。
「ただの娯楽」なら、こんな気持ちにはならないよ。
HiHi Jetsの存在は、私にとって人生そのものではない。
人生そのもの、と言えるのはこの世界に5人だけだと思っているし、あくまでアイドルとそのファンであるというのはわかっている。
でも、もうただの娯楽ではないんだよ。
楽しくないって言っているわけではない。
むしろ楽しくて仕方ない。
HiHi Jetsのライブに行けば、5人の姿を見ていれば、全てを忘れてただただ幸せで楽しい時間を過ごすことができるよ。
それは紛れもない事実。
でも、苦しいときも訪れる。人生だから。
ただ、私は、そういう山や谷も、喜怒哀楽も、全部ひっくるめてHiHi Jetsを愛している。
5人が言いたいこともよくわかるよ。
優しくて強い人たちだから、ただ楽しんでいてほしいって本気で思ってくれているんだということも伝わっている。
でも、ライブを見て、もう少し一緒に背負わせてほしいと思った。
背負えるものは限りなく少ないかもしれないし、楽しいだけの娯楽ではなくなってしまうかもしれない。
それでも一緒に歩んでいきたい。
5人が想ってくれている以上に、H•A•Fは多分5人のことが大好きで大切に想っていて、何が何でも幸せになれと思っている。
ステージの上で見せてくれるものに、私たちはほとんど関与することはできない。
でも、ステージの上の5人が、あんまり綺麗な瞳で、優しい顔で、愛おしげに客席を見るものだから、私は泣けて泣けて仕方なかった。
そんな顔をしてくれる5人が、最高のアイドルじゃないわけがない。
HiHi Jetsは、何も終わっていない。
これからも追い風を送り続けるから、どこまでも駆けていってね。
信じていてね、自分たちの力を。
おまけに。
ライブ終わりのテンションで聴いて、大号泣した曲たちを。
自分がキツい時期によく聴いていた曲なんだけど、5人の姿を思い浮かべながら聴くとこれまた刺さります。
ぜひ聴いて、泣いてください。
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