焼き餃子のぶろぐ

人生変えられたド新規スト担が、主にSixTONESについて気ままに語るブログです。HiHi Jetsについても語ることもあります。

SixTONESへ。ごめんなさい。そして、ありがとう。

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こんにちは。

2020年もあとわずかとなりました。

この1年を終える前に、私の本音を残しておこうと思います。

正直、書くか悩みました。

心の広い方だけお読みください。

 

 

 

 

 

私は、人生の半分以上嵐ファンとして生きてきました。

出会いは幼稚園の時。

FCに入ったのは小学生の時。

初めてコンサートに行ったのは中学生の時。

 

物心ついた時から、私の人生には嵐がいて。

辛い時も苦しい時も、5人に支えられて乗り越えてきて。

嵐が大好きで、この人たちのためなら頑張れるってずっと思っていました。

この人たち以外に誰かを好きになることなんてないとも思っていました。

 

それは、彼らはいなくならないと信じて疑わなかったから。

小さい頃から当たり前のようにそこにいて、テレビをつければキラキラの5人が画面いっぱいに映し出される。

そんな生活が、私にとっての当たり前だった。

 

でも、当たり前は当たり前ではなかった。

 

 

 

苦しい、辛い、どうして?

真っ暗で、訳が分からなかった。

 

でも、やっぱり私は嵐が好きだ。

この5人についていこう。

2020年の際の際まで、この人たちと一緒にいよう。

 

少し経って、そう決意しました。

 

 

 

 

嵐以外を好きになることはないと思っていたけど、やはり休止発表を受けて心の中は少し変化したようで。

無意識のうちに、「2020年が終わってしまったら、どうなるんだろう」と考えるようになってしまいました。

 

それが、許せなかった。自分の中で。

嵐だけを愛したいのに、自分の心のことを考えて逃げ道を用意しようとしている自分が許せなかった。

 

せめて、とジャニーズは見ずに、バンドやアカペラグループにハマろうとして。

魅力はわかったし、素敵だなとは思ったけれど、やっぱり無理矢理好きになろうとしたって無駄で。

嵐の穴は嵐にしか埋められないんだと痛感しただけでした。

 

 

 

 

抗い続けること約1年。

私は、SixTONESに出会ってしまいました。

 

 

あの日の衝撃は忘れない。

翔くんが優しい瞳で見つめる先にいた人たち。

圧倒的な歌唱力と、一度聴いたら頭から離れないメロディー。

忘れたくても忘れられなかった。

 

必死に抗いました。

でも、SixTONESの魅力は私の我慢を超えてきてしまいました。

 

 

 

 

ごめんなさい。

私は、SixTONESを好きになりたくなかったんです。

ベストアーティストでSixTONESを見た時、ハマってしまうと直感しました。

だから、怖かった。

好きになってしまうことが、怖かったんです。

 

今好きになっても、全部中途半端になってしまう。

私はまだ、嵐だけを好きでいたい。

嵐が何よりも大切なのに、未来あるグループを都合の良い退避場所みたいにしたくない。

 

そんなことを思っていたんです。

どんなに頑張ったって、嵐が一番好きで、何よりも優先するのは嵐だってことは自分が一番わかっていました。

 

だから嫌だった。

すごい才能があって、恐ろしいほど魅力的で、きっとこの先どんどん素敵なグループになっていくであろうSixTONESを、こんな気持ちで応援するのは失礼だと思いました。

 

 

 

 

私は、嵐が活動休止を発表していなかったら、きっとSixTONESのことを好きにはなりませんでした。

ほぼ間違いなく。

 

中途半端な気持ちで向き合いたくないと思いながら、耐え難い寂しさをSixTONESで埋めようとしていました。

 

「嵐ファンだから、休止中もよそ見せずに待っていられます」

っていう誰かのツイートを見た時、私は勝手に絶望しました。

私はもう、嵐のファンでもいられないし、SixTONESのファンにもなれないのだと思いました。

 

嵐が好きな気持ちはずっと変わらなくて、むしろ日増しに強くなっていたけれど、それでも他のグループが気になってしまうなんて最低だと思いました。

私がずっと好きだった嵐にも、これからを生きていくSixTONESにも、失礼だと。

 

だって、客観的に見たら、嵐が休止している間の代役にSixTONESを使おうとしているようにしか見えなかったから。

 

 

 

ごめんなさい。

こんな奴が、好きになろうなんて烏滸がましい。

代わりでもなんでもなく、ただそこにある素晴らしい才能を、純粋に愛することができたらどれほど良かったか。

こんな最低な気持ちで応援するなんて、私にはできない。

ごめんなさい。

好きになろうとして、ごめんなさい。

 

ずっと好きでいたのに、お休みに入るとしてもずっと好きでいるって決めたのに、他のグループを好きになろうとしてごめんなさい。

会えない間、嵐だけを想って待っていることができないファンでごめんなさい。

 

SixTONESに対しても、嵐に対しても、もう罪悪感しか生まれなくて。

いっそのことどっちのファンも辞めるべきなんじゃないかって真剣に考えたりもしました。

 

 

 

でも、そんな心を変えてくれたのも、結局嵐とSixTONESでした。

 

彼らにとって、私のようなファンが1人消えたところで、何の影響も及ぼさないことはわかっています。

別にいようがいまいが関係ない、大勢の中の1人。

わかっています。

 

でもやっぱり、私はひとりの人間として、自分に嘘はつけませんでした。

 

 

 

そうして、嵐は嵐、SixTONESSixTONESとして、応援しようと決めました。

 

 

腹を括ってからの毎日は、本当に楽しかった。

初めて見る景色も、見慣れた景色も、もう見ることのできない最後の景色も、全てが愛おしくて。

ただ、そこにいてくれる。

それだけで、何度涙を流したかわかりません。

 

一旦の終わりに向けて全力疾走する嵐と、スタートラインから一斉に走り出したSixTONES

この対比を、時に微笑ましく、時に苦しくなりながらも見守り続けた1年間。

今やどちらのグループも私の人生に欠かせない、大切な大切な存在です。

 

 

 

 

 

これを読むことはないでしょうが、一応、SixTONESへ。

 

嵐の活動休止がなければ、私はあなた達を好きになることはありませんでした。

あなた達の世界に驚きこそすれ、知りたいとは思わなかったでしょう。

 

衝撃を受けたのは本当です。

救われたのも本当です。

あなた達がいたから、今の私がある。これも本当です。

 

でも、包み隠さずに言うのなら、私はあなた達を寂しさを埋めるために利用していたのだと思います。

未だ見ぬ未来への不安を少しでも軽減するために、私はあなた達を利用しました。

最低なファンです。

 

でも、今は違います。

心底あなた達の世界に惚れ込み、あなた達の進む先を見たいと思って、歩いています。

穴埋めでも代役でもありません。

ただ、SixTONESの未来を、見たいと思いました。

 

最低なファンでごめんなさい。

 

謝っても謝りきれないくらい、本当にクソみたいなファンでごめんなさい。

 

だけど、今、声を大にして言わせてほしいのです。

 

 

出会ってくれてありがとう。

 

私を変えてくれてありがとう。

 

あなた達がいるから、私はこれからも生きていけます。

 

ありがとう。

 

SixTONESに出会えて、本当によかった。