書き方が定まりません、焼き餃子です。今日はですます調で書きたい気分なのでこうなってます。
焼き餃子と言えば、数日前に餃子を食べました。我が家の餃子は世界で3番目くらいに美味しいです。食べ慣れているということも大いに関係してはいますが。
お肉、にんにく、ショウガ、大葉、ニラ、白菜のお漬物、しいたけを入れてます。肉餃子というよりは野菜餃子です。
これを塩で食べるのが最高にウマイので、これを読んでくださっているあなたも是非お家で作ってみてください。
さあ、本題。
なんのこっちゃなタイトルですが、端的に言えば「松村北斗さん、ありがとう」って話です。
それでは、Let's go!
本と、私という人間
初ブログでサラッと触れましたが、私は読書が大好きです。
読書にハマったきっかけは、小学生の頃、東野圭吾さんの「流星の絆」という作品を読んだこと。その本を読もうと思ったのは二宮和也さん主演のドラマを観たから。流星の絆は暗唱できるくらい読み込んだ大好きな作品です。
流星の絆をきっかけに東野圭吾さんの世界にハマった私は、数年かけて彼の作品を読破しました。(今も作品は生み出され続けているので継続して追っています。)
東野圭吾さん、推理小説を沢山書かれている方なんですよね。そんな彼の作品を読破したことにより、推理小説が大好物な人間が出来あがったというわけです。
物騒な話ですが、殺人事件が起こらない話を物足りないとまで感じていました。平凡な日常とのギャップを本の世界に求めていたのでしょう。
推理小説以外読んでいないと言っても過言ではないくらい推理小説ばかり読んでいました。
松村北斗さんとの出会い
ジャニーズ屈指のカルチャー好きとして知られる松村北斗さん。
SixTONESに出会い、SixTONESについて勉強していく中で、彼が読書好きだと知った私。しかも過去に東野圭吾さんの「黒笑小説」を紹介されたことがあるとの情報を入手。
正直、テンションブチ上がりましたね。なぜなら私も大好きだから。しかもこの本、東野圭吾作品の1冊目にはあまりならない作品ですから。
「うわ〜〜!この本好きなんだ!!てことはもしかすると東野圭吾好きなんじゃ!?」って、1人で勝手に盛り上がりました。
松村北斗さんのオススメ図書と私
1人で祭り状態に陥った私は、東海ウォーカーを片っ端から購入して「アトリエの前で」を読み漁ったり、インターネットを駆使したりして彼が過去に紹介したことのある本を調べました。
https://www.amazon.co.jp/黒笑小説-集英社文庫-東野-圭吾/dp/4087462846
https://www.amazon.co.jp/恋のゴンドラ-東野-圭吾/dp/4408536954
https://www.amazon.co.jp/きりこについて-角川文庫-西-加奈子/dp/4043944810
https://www.amazon.co.jp/虹の岬の喫茶店-幻冬舎文庫-森沢-明夫/dp/4344421078
https://www.amazon.co.jp/豆の上で眠る-新潮文庫-湊-かなえ/dp/4101267723
https://www.amazon.co.jp/往復書簡-幻冬舎文庫-湊-かなえ/dp/4344419065
https://www.amazon.co.jp/カンガルー日和-講談社文庫-村上-春樹/dp/406183858X
https://www.amazon.co.jp/永い言い訳-西川-美和/dp/4163902147
https://www.amazon.co.jp/木洩れ日に泳ぐ魚-文春文庫-恩田-陸/dp/4167729032
https://www.amazon.co.jp/北海道室蘭市本町一丁目四十六番地-安田-顕/dp/434402060X
https://www.amazon.co.jp/モーパッサン―首飾り-世界名作ショートストーリー-ギ・ド-モーパッサン/dp/465220101X
私が見つけられたのはこれで全部です。
リストアップしてびっくり、半分は読んだことがありました。しかも、自室のお気に入りの本だけを入れた本棚に並んでいる本。(もしかして、本の好み、似てる…?)
当然、読んだことのないもう半分も気になりまして、すぐに買って読みました。
するとどうでしょう。
どれを読んでも面白いんです。
どの話でも殺人事件は起こりませんでした。
でも、めちゃくちゃ面白かった。
どの話も、良くも悪くも人間臭くて。
あぁ、この人はこんなに素敵な世界を見ていたんだなって思いました。
状況描写が緻密な作品が多くて、そこにいないはずの自分がそこにいるかのように思えるんです。実際には体験していないことを体験しているような。自分じゃない誰かの人生を少しだけ生きさせてもらっているような。そんな感覚になれるお話だったから面白かったんだと気づきました。
そもそも私が本に求めていたものは「非日常」なんですよね。
そういう意味では人間ドラマみたいなものでも「非日常」ではあるんです。
でも今までハマれなかったのは、おそらく入り込めなかったから。登場人物の心情も描かれなければならないけど、俯瞰で見た状況が、そこにいると感じられる描写があまりにも少なかった。
でも松村北斗さんがオススメしてくださった本は面白いくらい「そこにいられる」んですよね。
今まで敬遠していたハートフルな作品も、自分は意外と好きだったと知りました。
ドロドロの人間ドラマも案外好きだったみたいです。
個人的に特に好きだったのは 「虹の岬の喫茶店」と「木洩れ日に泳ぐ魚」。
これをきっかけに今は森沢明夫さんと恩田陸さんの作品を片っ端から読んでいます。
松村北斗さんが最近の雑誌で何度も読み返すと仰っていた、木洩れ日に泳ぐ魚。
映像化される時には出演したいとも仰っています。
読んだことのある人はわかると思うんですが、あの作品の映像化って多分すごく難しいです。(舞台化はされるようですが)
時間的には一晩しか経過しない上に、回想も入るとはいえ基本的には一つの部屋で男女が語り合ってるだけですから。
でも、松村北斗さんが演じるところを見てみたいなぁと強く思いました。もし、役者・松村北斗があの世界をつくるなら、どうなるんだろうって。いつか叶うといいな。
私も何度も読み返して、大好きな作品になりました。
まとめ
松村北斗さんのおかげで、今まで敬遠してきたジャンルの本の、本当の面白さに気づくことができました。
また、新たなお気に入りの作家さんに出会えました。
私は松村北斗さんの言葉や、表現する世界が大好きです。
だから、本を通して少しだけ、どんな世界を見ているのか知ることが出来て本当に幸せです。
「北斗くんが見ている世界を見てみたい」と思って松村北斗さんのオススメ図書を読みましたが、結果としてそれは私の世界を広げることになりました。
素敵な世界に出会わせてくれてありがとう。
おかげさまで毎日充実しています。
では、今日はこの辺で。
お読みいただきありがとうございました!