焼き餃子のぶろぐ

人生変えられたド新規スト担が、主にSixTONESについて気ままに語るブログです。HiHi Jetsについても語ることもあります。

私のアイドル観について

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今日は私のアイドル観についてお話しします。

それでは早速、Let's go!

 

 

 

アイドルとの出会い

私がアイドルという職業を知ったのは幼稚園の時。

運動会でやるパフォーマンス中に流れていた曲が、Love so sweetとHappinessだったのがきっかけだ。その当時はまだ嵐のことは認識していなかったし、曲のタイトルも知らなかったが、担任の先生が好きなアイドルグループの曲だということは本人に聞いて知った。

思い出の曲で、大好きな曲。

練習から何度も聞いていたのですっかり覚えてしまい、小学校に上がってもタイトルすら知らないままよく口ずさんでいた。

 

 

嵐のデビュー10周年。

その年の私の誕生日に叔母がくれた誕生日プレゼントが、「5×10 All the BEST! 1999-2009」だった。

「今どきの小学生に何をあげればいいのかわからないから、世間で流行っているアイドルグループのCDにした」と叔母が母に言っていたのを何故かはっきりと覚えている。

 

結論から言えば、叔母、ナイスチョイスであった。

このアルバムには、ずっと口ずさんでいたLove so sweetとHappinessがどちらも入っていたのだから。

 

CDプレーヤーで再生し、Love so sweetが流れた時の興奮といったらもう!

 

ずっと口ずさんでいた曲のタイトルと、歌っている人達をこうして知った私。

曲を一通り聴き終え、次に手を伸ばしたのは歌詞カード。ぱらっとめくった時、目に飛び込んできた、とてつもないイケメン。

 

そう、それが私のオタク人生始まりの瞬間だった。

 

櫻井翔くん。

私が初めて好きになったアイドルで、全ての始まりの人。

語り出すと長くなるので語らないでおくが、私のアイドル観をつくった人でもある。

 

 

 

 

私のアイドル観

ここからは私のアイドル観について、以下の2点を中心に話していこうと思う。

  1. 私にとってのアイドル
  2. アイドルに求めるもの

 

あくまで「私の」アイドル観であって、オタクの数だけ推し方があるのは重々承知している。

だが個人的には、アイドルを応援するにあたって忘れてはならないことも多々あると思うので、そんなことにも触れていきたいと思う。

少々盛り上がって強い書き方をしている箇所もあるかもしれないが、読んでいただけると嬉しい。

 

 

 

 

私にとってのアイドル

あなたにとって「アイドル」とはどのような存在だろうか。

憧れ?雲の上の存在?恋愛対象?生きる意味?

答えは人によって様々だろう。

 

 

私個人の答えとしては、アイドルとは、私の人生を豊かにしてくれる存在だ。

 

 

私にとってアイドルは、生きる意味ではない。

というより、生きる意味にしてはいけない、と常々思っている。

 

私がアイドルを応援する上で大切にしていることの1つは、「自分の生活がちゃんと存在している」ということだ。

己の生活がままならないのに他人を応援するなんて出来やしない。だから自分の生活をちゃんと持つ。

自分の人生の言い訳にアイドルを使うことはあってはならないと思う。

 

 

アイドルを生きる意味にしてしまうと、何かあった時に引き返せなくなる。別にネガティブな話をしたいわけではないが、不安定な世界で生きる人達を応援する以上、考えないというのは無理な話である。

嵐の5×20ツアー、二宮和也さんが挨拶で言った言葉は核心をついていた。

 

「みんなにはみんなの人生があって、みんなはみんなで決断していかないといけない」

 

記憶だけを頼りに書いたレポに書いてあったので一字一句正確ではないが、このようなことを言っていた。

 

 

絶対に忘れてはいけないこと。

自分の人生は、自分のものであるということ。

自分の人生の一部で、アイドルを応援しているということ。

自分の人生で進む道を選ぶのは、結局は自分でしかないということ。

 

アイドルが自分の人生を決めてくれることはない。

アイドルに憧れてアイドルを目指すにせよ、アイドルに関わる仕事がしたくてそのような仕事を選ぶにせよ、結局その道を選んでいるのは自分自身であり、アイドルではない。

アイドルは単にきっかけにすぎない。

たとえ、大好きなアイドルに直接「あなたはこの仕事に就きなさい」と言われてその仕事に就いたとしても、そのアイドルが自分の人生を決めてくれたわけではないのだ。決めたのは自分なのだから。

 

 

少し脱線してしまった感じがするので軌道修正したい。

 

 

繰り返しになるが、私にとってアイドルとは私の人生を豊かにしてくれる存在だ。

 

エンターテインメントがなくても、生きていくことは不可能ではない。

それでも私がアイドルを、エンターテインメントを求めるのは、それがある人生の方がずっと楽しいと知っているから。

裏を返せば、楽しめないならアイドルを応援する意味がないと思っているということだ。

 

アイドルを応援する上で決めている(というか自然と決まっている)ルールがある。

それは、自分が楽しめる範囲でしか応援しないということ。

義務かのようにオタクをやるのは私の性には合わない。

勿論、番組や雑誌に要望を出したり感想を送ったりすることはある。SixTONESで言えば、オールナイトニッポン放送時にはめちゃくちゃツイートする。

でもそれは、「反響を少しでも大きくして次の仕事に繋げたい」というよりは「今この瞬間が楽しくてツイートするのも楽しいから」という考えの方が大きい。

前者の考えがないわけではないし、アイドルという仕事はファンがいて、反響があってこそ成り立つものだと思っているので、自分のアクションが推しの仕事に繋がるのなら、協力は惜しみたくない。私が言いたいのはそれが、あくまで自分に可能な範囲で、ということ。

 

義務感でオタクをやると、どこかで必ず疲れる。

私は疲れるためにオタクをやっているのではない。あくまで自分の人生を豊かにするためにオタクをしている。

だから疲れることはしないし、嫌な思いをすることがわかっている情報はなるべくシャットアウトする。知らなくてもいい情報は、知らないままにしておく。

 

綺麗事だけで世の中が回らないことは知っているけど、私が好きなアイドルたちはそれでも綺麗だから。

自分の手で綺麗なものを破壊したくない。

綺麗なものを綺麗なまま、沢山の人に知ってほしい。

 

だから、ルールやマナーを犯してまで知ってもらうことに意味はあるのか、と考える。麻痺している人が多いが、一般的に見るとジャニーズのファンはルール違反をしている人が結構多い。

私は、ルール違反を重ねる大きなコミュニティより、正しく真っ直ぐ応援している小さなコミュニティの方が魅力を感じる。

というか魅力も何も、そうでなければならないと思う。

 

アイドルは、綺麗だ。

だから、そんな素敵な人達を応援している自分も綺麗でありたいと、ずっと思っている。

 

 

 

 

アイドルに求めるもの

これもまた、人によって様々だろう。

この話をするにあたって、自分は一体アイドルに何を求めているのだろうと考えた。

幸福感、充足感、刺激、安らぎ…

抽象的だが、その全て。

 

人生に豊かさを。そう思ってアイドルを応援している私には、同じ人間として尊敬できない人は応援できない。

つまり私がアイドルに求めるものは、本当の意味でのかっこよさだと思う。

 

いくら顔が良くても、礼儀や言葉遣いがなっていない人は好きにはなれないし、どんなに才能があっても、仕事に対する姿勢が中途半端な人は好きにはなれない。

 

芯があって、誠実に仕事に向き合える人。

私が思う、かっこいい人だ。

そんな人達は見ていて気持ちがいい。

そんな人達を応援していたい。

 

完璧でなくていい。

完璧を馬鹿にせず、完璧を目指す人がいい。

完璧なんて存在しないのだけど、それをわかっていても完璧を目指せる人に惹かれる。

 

その姿を見ているだけで、先に挙げた抽象的なものは得られると思っている。

アイドルとしてのあなたが、少しずつ磨き上げられて輝きを放つその様が大好きだ。

私はその過程を眺めながら、勝手に幸せを感じている。

 

結局何を求めているのか。

多分、幸せそのものを求めているわけではない。

でもアイドルを見て、結果的に幸せになっているのだから、幸せを求めているということなのかもしれない。

そもそも、アイドルを応援している時に感じる感情の大多数は最終的に幸せに行き着く。

ということはやはり、私はアイドルに幸せを求めているのだろうか。

 

正直わからない。

 

わからないけど、私は私の意思でアイドルを応援している。

そのおかげで新たに知る世界があり、新たに出会う人がいる。新たに知る感情もある。そうして、私の人生は豊かになっている。

これがアイドルを応援する理由かと思う。

 

 

一方的に応援しているだけ。

それでいい。

 

時々、不特定多数に向けられたアイドル達の言葉を都合よく拾って勝手に喜ぶ。

それでいい。

 

自分のためが、巡り巡って大好きな人達のためになる。

そんなことがあったら最高だ。

 

 

今日もそんなスタンスで、私はアイドルを応援している。

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださった、あなたはすごい。

ありがとうございました。この辺で。